日曜朝の礼拝「新しい始まり」

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新しい始まり

日付
説教
望月信牧師
ノアは主のために祭壇を築いた。そしてすべての清い家畜と清い鳥のうちから取り、焼き尽くす献げ物として祭壇の上にささげた。主は宥めの香りをかいで、御心に言われた。
「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。
地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも
寒さも暑さも、夏も冬も
昼も夜も、やむことはない。」
創世記 8章20節~22節

 人の罪のゆえに、大地は呪われていました(創世記3:17)。主なる神は、洪水によって人もろとも大地まで滅ぼそうともされたのです。けれども、その呪いが取り除かれる道がここに開かれました。

 箱舟から外に出たノアがまず初めにしたことは、神を礼拝することでした。ノアは祭壇を築いて、動物を焼き尽くす献げ物としてささげました。聖書の中で、祭壇が築かれて、焼き尽くす献げ物がささげられるのは、ここが初めてです。動物を身代わりのいけにえとしてささげるのであり、焼き尽くす献げ物は罪を贖うための献げ物にほかなりません。

 このことは、ノアたちも罪と悪のゆえに、滅ぶべき存在であったことを明らかにしています。ノアも含めてすべての人が悪い、その中で、ノアは主の好意を得て、新しい大地に召し出されました。それゆえ、「私たちも神の裁きのゆえに滅ぼされて当然でした。私たちが洪水から逃れて、新しい大地に招き入れられた、それはただあなたの恵みのみです」。そう言って、神の御前に自らの罪を告白して、礼拝したのです。ここにはノアの誠実な姿があります。まさにこの点で、ノアは率直に主に従う無垢な人でした。その意味で、ここでは決してただ動物がささげられただけではない、真実にささげられているのは、ノアのへりくだる心です。使徒パウロが「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとしてささげなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です」(ローマ12:1)と教えたように、ノアは自らをいけにえとしてささげて、礼拝しています。

 清い家畜と清い鳥のうちから焼き尽くす献げ物がささげられました。清いとは、傷やけがれがないことを意味し、罪がないことを示します。すなわち、この献げ物は罪とけがれのない神の小羊イエス・キリストを指し示しています。清い家畜と清い鳥によって、真実には十字架のイエス・キリストが先取りされているのだと申し上げるべきでしょう。

 こうして、ここには真実の礼拝の姿があります。一方では、十字架の神の小羊イエス・キリストが贖いのためにささげられています。それに対して、ノアも自らをささげています。ここに、まさに真実の礼拝がある。この礼拝を主なる神は喜ばれます。主なる神は、このような礼拝を求めておられる。そして、洪水は、神を礼拝する民を造り出す神の御業にほかなりません。主なる神は、まさにノアにおいて真実に礼拝する民を造り出してくださいました。ここに神の再創造の御業があります。

 主なる神は、真実に神を礼拝する姿をノアに認めて、もはや「人に対して大地を呪うことは二度とすまい」と心の内に決断されました。人が罪人だということは変わっていません。けれども、新しいことが始まりました。主のために祭壇を築いて礼拝することです。礼拝する民がいる。それゆえに、「人に対して大地を呪うことは二度とすまい」です。礼拝する民がいる。それゆえ、大地がすべて打たれることは二度とありません。主なる神は、礼拝を通して人の心を造り替えることをなさるのです。主イエス・キリストが木にかけられ、呪いとなってくださいました。キリストが呪われて、それゆえ、「人に対して大地を呪うことは二度とすまい」なのです。こうして、大地の営みは今も止むことなく続けられます。

 大地の秩序とその営みは維持されます。たとえ天変地異と思われることがあっても、主イエス・キリストが再び来られる終わりの日まで、大地は維持されます。それは、主を信じ礼拝する者を造り出すためです。多くの人が主を信じ、礼拝する民となるよう、招くためです。そのために、信仰者だけでなく、神を畏れることなく生きている者にも、太陽は同じように照り、雨も同じように降ります。こうして、大地が呪いから解き放たれる道が開かれました。神を礼拝することから、そのことが始まります。

説教要約について

説教要約は、説教を要約したものです。 音声は、説教要約の音声化ではなく、実際に行った子ども向けの説教と賛美歌、 聖書朗読と説教の録音です。一ヶ月程度、音声データも公開させていただきます。

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