鈴蘭台教会のメッセージ

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日本キリスト改革派 鈴蘭台教会の礼拝堂

2022年度の説教要約 (新しい順)

の日曜礼拝で語られた説教の要約を公開しています。

大切なことを見分けるために 聖句があります原稿があります

フィリピの信徒への手紙 1章9節~11節

 3節から使徒パウロの祈りが書き留められていて、9~11節にはパウロの願い、祈願が記されます。祈りの内容として「あなたがたの愛がますます豊かになるように」という文章が最初にあり、「これこれになるように」…

共に恵みにあずかる幸い 聖句があります原稿があります

フィリピの信徒への手紙 1章7節~8節

 使徒パウロは、獄中にいながらも、自分のことを心配したり、自分が忘れ去られてしまうことを恐れたりするのではなく、いつも愛する兄弟姉妹のことを覚えて祈っていました。たとえ遠く離れていても、信仰者は一つ…

感謝と喜びの源 聖句があります原稿があります

フィリピの信徒への手紙 1章3節~6節

 使徒パウロは、あいさつに続いて、「わたしの神に感謝し」、「いつも喜びをもって祈っています」と言います。ここに示されるパウロの祈りは常識外れの祈り、たいへん驚くべき祈りです。パウロは牢獄に捕らえられ…

真の宗教とは何か 聖句があります原稿があります

マルコによる福音書 7章9節~13節

 旧統一協会のことが取り上げられ、信仰によって家族が犠牲になっていることが報道されて、わたしはマルコ福音書のこの箇所を思い出しました。旧統一協会の場合は親が子どもを犠牲にしてしまうのであり、この箇所…

恵みと平和があるように 聖句があります原稿があります

フィリピの信徒への手紙 1章1節~2節

 使徒パウロは、短いあいさつの言葉を記して手紙を書き始めます。それが2節です。その特徴は神の民であるユダヤ人のあいさつの特徴でもあります。私たちのあいさつは、たとえば「おはようございます」で、「お早く…

先輩と後輩 聖句があります原稿があります

フィリピの信徒への手紙 1章1節~2節

 使徒パウロは、キリスト教会の歴史におけるもっとも偉大な人物の一人です。パウロは小アジアを経てフィリピで伝道しましたが、小アジアはアジアであり、海を渡った西側はヨーロッパです。パウロが伝道してフィリ…

キリスト・イエスのしもべ 聖句があります原稿があります

フィリピの信徒への手紙 1章1節~2節

 フィリピの信徒への手紙は使徒パウロの獄中書簡の一つです。パウロはかつてフィリピにいるときに牢獄に捕らえられたことがあり、そしてこのとき、牢獄の中からフィリピの教会に宛てて手紙を書き送ります。ですか…

プリムの祭り 聖句があります原稿があります

エステル記 9章1節~10章3節

 ハマンはすでに処刑されました。ユダヤ人を滅ぼす企みも、ユダヤ人を殺そうとする者があれば、逆にユダヤ人が彼らを殺してよいという勅令が出されて、事態が逆転しました。復讐が認められましたから、果たしてユ…

取り消されない救い 聖句があります原稿があります

エステル記 8章1節~17節

 ハマンは自分が立てた柱につるされて、処刑されました。ハマンに属する全財産がエステルに与えられ、エステルはモルデカイをハマンの家の管理人としました。また、モルデカイが王の前に召し出され、王はハマンに…

主はわたしの命の砦 聖句があります原稿があります

エステル記 7章1節~10節

 エステルの酒宴の二日目が催されます。酒宴もたけなわとなった頃でしょう。王が切り出します。「王妃エステルよ、何か望みがあるならかなえてあげる。願いとあれば国の半分なりとも与えよう」。王の好意を得て、…

その夜、王は眠れないので 聖句があります原稿があります

エステル記 6章1節~14節

 主なる神は、とても不思議な仕方で御自分の御業を成し遂げられます。「その夜、王は眠れないので」。酒宴のあとですから、酔いつぶれて寝てしまっても不思議ではないでしょう。けれども、主なる神が眠りを奪って…

それから三日目のこと 聖句があります原稿があります

エステル記 5章1節~14節

 「エステルは……王宮に向かって立った」。ついに立つべきところに立ったというニュアンスの言葉ですが、ただ物理的空間的なことではありません。「このために死ななければならないのでしたら、死ぬ覚悟でおります…

この時のためにこそ 聖句があります原稿があります

エステル記 4章1節~17節

 スサの都とペルシアの全土に住んでいたイスラエルの民、ユダヤ人たちは大きな悲しみと嘆きに包まれました。粗布をまとい、灰をかぶり、断食して、祈りをささげます。ここには、バビロン捕囚の民が決して信仰を失…

離れていても一つの民 聖句があります原稿があります

エステル記 3章1節~15節

 3章は、ハマンが引き立てられたことから始まります。王によって、ハマンにひざまずいて敬礼することが命じられ、王宮の門にいる役人は皆、ハマンが来るとひざまずいて敬礼しました。その中で、モルデカイはハマン…

シャロームがあるように 聖句があります原稿があります

エステル記 2章1節~23節

 モルデカイとエステルが登場します。モルデカイは捕囚民となったユダヤ人の子孫で、彼自身はペルシアで生まれ育ったものと思われます。モルデカイはエステルの後見人をしていました。モルデカイとエステルは「い…

神なき世界の中で 聖句があります原稿があります

エステル記 1章1節~22節

 エステル記の時代背景はペルシア帝国の時代です。ペルシアのキュロス王がイスラエルの民を捕囚から解き放ち、主の神殿を建てるためにエルサレムに上って行くがよいと言いました。エズラ記は、それを受けてエルサ…

レプトン銅貨二枚の献げ物 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 20章45節~21章4節

 十字架につけられる週の出来事です。ご自身は十字架につけられ、地上を去らなければならない中で、主イエスは、主イエスの弟子としてどのように生きるのかを、弟子たちに大切に教えてくださいました。 その一つ…

すべての人の救い主 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 20章41節~44節

 主イエスは、詩編110編を引用して、「どうして人々は、『メシアはダビデの子だ』と言うのか」とおっしゃいました。「主は、わたしの主にお告げになった」とある、一つ目の「主」は父なる神を指し、二つ目の「主」、「わ…

聖霊による平和 聖句があります原稿があります

使徒言行録 2章1節~13節

 ペンテコステは、世界中の人びとを一つに結び合わせる神のくすしき御業の始まりです。聖霊が降り、聖霊に導かれて、教会はキリストの十字架に基づく和解の福音を全世界に宣べ伝えました。しかし、今もなお国と国…

生きている者の神 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 20章27節~40節

 「ある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだ場合、その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない」。申命記25章5~10節にある「レビラート婚」の規定です。古代社会では男性が命を失うことが多く、未…

神のものは神に 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 20章20節~26節

 ユダヤ当局からの回し者が主イエスのところに来ました。彼らは主イエスを罠にかけようとして、尋ねます。「私たちが皇帝に税金を納めるのは、律法にかなっているでしょうか、かなっていないでしょうか」。当時、…

人間の権威によらず 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 20章1節~8節

 祭司長や律法学者たちが長老たちと一緒に来て、ユダヤの国会であるサンヘドリン議会を代表して主イエスに問いかけます。「何の権威でこのようなことをしているのか。その権威を与えたのはだれか」。「このような…

石が叫びだす 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 19章37節~44節

 「主の名によって来られる方、王に、祝福があるように」。この賛美の言葉は詩編118編26節から取られています。詩編118編は、救い主メシアがエルサレムに来ることを預言するメシア詩編です。約束の救い主メシアが…

子ろばに乗る王 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 19章28節~38節

 ルカ福音書は、「イエスは……先に立って進み、エルサレムに上って行かれた」と語って、先立って進まれる主イエスの姿を描きます。また、主イエスは「向こうの村に行きなさい。そこに入ると、まだだれも乗ったこと…

黙ることなく叫び続けよ 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 18章35節~43節

 エリコの町に近い街道筋で目の見えない男が物乞いをしていました。まもなく過越祭という時期で、多くの人びとが通り過ぎて行きますが、ひときわ大きなざわめきをたてて通り過ぎる一団があることに気づいて、彼は…

エルサレムへの道 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 18章31節~34節

 主イエスは、エルサレムへ向かうことを改めて告げておられます。エルサレムを目指すとは十字架を目指すということにほかなりません。この箇所には、エルサレムへと向かう主イエスの気迫があふれています。 救い…

神にはできる 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 18章18節~30節

 「何をすれば」が議員の問いのポイントです。「信じる者は救われる」と言いますが、本当に信じるだけで救われるのか、何かすべきなのではないか、そんなことを思ったことはないでしょうか。「何をすれば永遠の命…

ありのままの姿でよい 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 18章9節~17節

 「二人の人が祈るために神殿に上った」とあり、ファリサイ派の人と徴税人の祈りの姿と言葉が主イエスのたとえとして書き留められています。ファリサイ派の人は、神の御前に正しいものとして自他共に認める人物だ…

祈りを待っておられる神 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 18章1節~8節

 私たちは信仰者とされて、神に祈る者とされています。しかし、信仰者であってもなお、しばしば失望して、祈ることをあきらめてしまうことに陥ります。主イエスは、その私たちを励まして、確信に満ちた力強い祈り…

終わりの日に備えて 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 17章22節~37節

 主イエスは、「神の国はあなたがたの間にあるのだ」とおっしゃって、神の国はすでに来ているとおっしゃいました。神の子である主イエスが地上に来られ、御言葉が宣べ伝えられ、くすしき御業が行われて、神の国は…

神の国に生きる 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 17章20節~21節

 「神の国はいつ来るのか」。これは、「神がおられるなら、いったい何をしておられるのだろうか」という種類の問いです。ファリサイ派の人びとがそう問うたのは、彼らにとって神が生きて働いておられると思えない…

神をほめたたえることこそ 聖句があります原稿があります

ルカによる福音書 17章11節~19節

 主イエスは、エルサレムへと向かう途中、サマリアを通ろうとして、サマリアとガリラヤの間の地域に来られました。辺境の地であり、人里から離れた地域です。けれども、そこには村があり、重い皮膚病を患っている…

主に望みをおく人は新たな力を得 聖句があります原稿があります

イザヤ書 40章27節~31節

 この一年の標語聖句の御言葉に耳を傾けます。イザヤ書40章31節が標語聖句、「主に望みをおく人は新たな力を得」が標語となります。 「鷲のように翼を張って上る」という言葉が私たちの目をひきます。鷲の飛び方…

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