旧約聖書「エステル記」に関する礼拝説教 9件

日本キリスト改革派 鈴蘭台教会のホームページへ戻る
聖書をはじめとする教会の本棚イメージ画像

旧約聖書「エステル記」に関する説教要約 9件

に関する説教要約を公開しています。タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

エステル記1章1節~22節  七日目のことである。ぶどう酒で上機嫌になったクセルクセス王は、そば近く仕える宦官メフマン、ビゼタ、ハルボナ、ビグタ、アバグタ、ゼタル、カルカスの七人に命じて、冠を着けた王妃ワシュティを召し出そうとした。その美しさを高官および列席する民に見せようというのである。王妃は美しい人であった。ところが、王妃ワシュティは宦官の伝えた王の命令を拒み、来ようとしなかった。王は大いに機嫌を損ね、怒りに燃え、経験を積んだ賢人たちに事を諮った。王の身辺の事柄はすべて、国の定めや裁きに通じている人々によって審議されることになっていた。(10~13節)

神なき世界の中で 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師
エステル記2章1節~23節  要塞の町スサに一人のユダヤ人がいた。名をモルデカイといい、キシュ、シムイ、ヤイルと続くベニヤミン族の家系に属していた。この人は、バビロン王ネブカドネツァルによって、ユダ王エコンヤと共にエルサレムから連れて来られた捕囚民の中にいた。モルデカイは、ハダサに両親がいないので、その後見人となっていた。彼女がエステルで、モルデカイにはいとこに当たる。娘は姿も顔立ちも美しかった。両親を亡くしたので、モルデカイは彼女を自分の娘として引き取っていた。  さて、王の命令と定めが発布され、大勢の娘が要塞の町スサのヘガイのもとに集められた。エステルも王宮に連れて来られ、後宮の監督ヘガイに託された。彼はエステルに好意を抱き、目をかけた。早速化粧品と食べ物を与え、王宮からえり抜きの女官七人を彼女にあてがい、彼女を女官たちと共に後宮で特別扱いした。エステルは、モルデカイに命じられていたので、自分が属する民族と親元を明かさなかった。モルデカイはエステルの安否を気遣い、どう扱われるのかを知ろうとして、毎日後宮の庭の前を行ったり来たりしていた。 (5~11節)

シャロームがあるように 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師
エステル記3章1節~15節  ハマンはクセルクセス王に言った。「お国のどの州にも、一つの独特な民族がおります。諸民族の間に分散して住み、彼らはどの民族のものとも異なる独自の法律を有し、王の法律には従いません。そのままにしておくわけにはまいりません。もし御意にかないますなら、彼らの根絶を旨とする勅書を作りましょう。わたしは銀貨一万キカルを官吏たちに支払い、国庫に納めるようにいたします。」王は指輪をはずし、ユダヤ人の迫害者、アガグ人ハメダタの子ハマンに渡して、言った。「銀貨はお前に任せる。その民族はお前が思うようにしてよい。」 (8~11節)

離れていても一つの民 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師
エステル記4章1節~17節 モルデカイは再びエステルに言い送った。「他のユダヤ人はどうであれ、自分は王宮にいて無事だと考えてはいけない。この時にあたってあなたが口を閉ざしているなら、ユダヤ人の解放と救済は他のところから起こり、あなた自身と父の家は滅ぼされるにちがいない。この時のためにこそ、あなたは王妃の位にまで達したのではないか。」 エステルはモルデカイに返事を送った。「早速、スサにいるすべてのユダヤ人を集め、私のために三日三晩断食し、飲食を一切断ってください。私も女官たちと共に、同じように断食いたします。このようにしてから、定めに反することではありますが、私は王のもとに参ります。このために死ななければならないのでしたら、死ぬ覚悟でおります。」 そこでモルデカイは立ち去り、すべてエステルに頼まれたとおりにした。(13~17節)

この時のためにこそ 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師
エステル記5章1節~14節 それから三日目のことである。エステルは王妃の衣装を着け、王宮の内庭に入り、王宮に向かって立った。王は王宮の中で王宮の入り口に向かって王座に座っていた。 王は庭に立っている王妃エステルを見て、満悦の面持ちで、手にした金の笏を差し伸べた。エステルは近づいてその笏の先に触れた。 王は言った。「王妃エステル、どうしたのか。願いとあれば国の半分なりとも与えよう。」 エステルは答えた。「もし王のお心に適いますなら、今日私は酒宴を準備いたしますから、ハマンと一緒にお出ましください。」 王は、「早速ハマンを来させなさい。エステルの望みどおりにしよう」と言い、王とハマンはエステルが準備した酒宴に赴いた。 王はぶどう酒を飲みながらエステルに言った。「何か望みがあるならかなえてあげる。願いとあれば国の半分なりとも与えよう。」(1~6節)

それから三日目のこと 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師
エステル記6章1節~14節 その夜、王は眠れないので、宮廷日誌を持って来させ、読み上げさせた。そこには、王の私室の番人である二人の宦官、ビグタンとテレシュが王を倒そうと謀り、これをモルデカイが知らせたという記録があった。そこで王は言った。「このために、どのような栄誉と称賛をモルデカイは受けたのか。」そばに仕える侍従たちは答えた。「何も受けませんでした。」王は言った。「庭に誰がいるのか。」ハマンが王宮の外庭に来ていた。準備した柱にモルデカイをつるすことを、王に進言するためである。侍従たちが、「ハマンが庭に来ています」と言うと、王は、「ここへ通せ」と言った。(1~5節)

その夜、王は眠れないので 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師
エステル記7章1節~10節 王とハマンは、王妃エステルの酒宴にやって来た。この二日目の日も同様に、ぶどう酒を飲みながら王は言った。「王妃エステルよ、何か望みがあるならかなえてあげる。願いとあれば国の半分なりとも与えよう。」 「王よ、もしお心に適いますなら」と王妃エステルは答えた。「もし特別な御配慮をいただき、私の望みをかなえ、願いを聞いていただけますならば、私のために私の命と私の民族の命をお助けいただきとうございます。私と私の民族は取り引きされ、滅ぼされ、殺され、絶滅させられそうになっているのでございます。私どもが、男も女も、奴隷として売られるだけなら、王を煩わすほどのことではございませんから、私は黙ってもおりましょう。」 クセルクセス王は王妃エステルに、「一体、誰がそのようなことをたくらんでいるのか、その者はどこにいるのか」と尋ねた。 エステルは答えた。「その恐ろしい敵とは、この悪者ハマンでございます。」 ハマンは王と王妃の前で恐れおののいた。(1~6節)

主はわたしの命の砦 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師
エステル記8章1節~17節 エステルは、再び王の前に申し出て、その足もとにひれ伏し、涙を流し、憐れみを乞い、アガグ人ハマンの悪事、すなわち、ユダヤ人に対して彼がたくらんだことを無効にしていただくことを願った。 王が金の笏を差し伸べたので、エステルは身を起こし、王の前に立って、言った。「もしお心に適い、特別の御配慮をいただき、また王にも適切なことと思われ、私にも御目をかけていただけますなら、アガグ人ハメダタの子ハマンの考え出した文書の取り消しを書かせていただきとうございます。ハマンは国中のユダヤ人を皆殺しにしようとしてあの文書を作りました。私は自分の民族にふりかかる不幸を見るに忍びず、また同族の滅亡を見るに忍びないのでございます。」 そこでクセルクセス王は王妃エステルとユダヤ人モルデカイに言った。「わたしはハマンの家をエステルに与え、ハマンを木につるした。ハマンがユダヤ人を滅ぼそうとしたからにほかならない。お前たちはよいと思うことをユダヤ人のために王の名によって書き記し、王の指輪で印を押すがよい。王の名によって書き記され、王の指輪で印を押された文書は、取り消すことができない。」(3~8節)

取り消されない救い 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師
エステル記9章1節~10章3節 モルデカイはこれらの出来事を書き記し、クセルクセス王のすべての州にいる全ユダヤ人に、近くにいる者にも遠くにいる者にも文書を送り、毎年アダルの月の十四日と十五日を祝うように定めた。ユダヤ人が敵をなくして安らぎを得た日として、悩みが喜びに、嘆きが祭りに変わった月として、この月の両日を宴会と祝祭の日とし、贈り物を交換し、貧しい人に施しをすることとした。ユダヤ人は既に実行し始めていたことでもあり、またモルデカイが書き送ってきたこのことを受け入れた。 すなわち、「全ユダヤ人の敵アガグ人ハメダタの子ハマンはユダヤ人絶滅をたくらみ、プルと呼ばれるくじを投げ、ユダヤ人を滅ぼし去ろうとした。ところが、このことが王に知らされると、王は文書をもって、ハマンがユダヤ人に対してたくらんだ悪いたくらみはハマン自身の頭上にふりかかり、彼は息子らと共に木につるされるよう命じられた。それゆえ、この両日はプルにちなんで、プリムと呼ばれる。」 それゆえ、その書簡の全文に従って、またこの件に関して彼らの見たこと、彼らに起こったことに基づいて、ユダヤ人は自分たちも、その子孫も、また自分たちに同調するすべての人も同様に毎年この両日を記載されているとおり、またその日付のとおりに、怠りなく祝うことを制定し、ならわしとした。 こうして、この両日はどの世代にも、どの部族でも、どの州でも、どの町でも記念され、祝われてきた。このプリムの祭りは、ユダヤ人の中から失せてはならないものであり、その記念は子孫も決して絶やしてはならないものである。(20~28節)

プリムの祭り 聖句があります原稿があります

日付:
説教:
望月信牧師

聖書別で探す

過去の説教を聖書別に表示しています。聖書は旧約・新約合わせて66巻あります。

旧約聖書
創世記 26件
出エジプト記 1件
レビ記 0件
民数記 0件
申命記 0件
ヨシュア記 0件
士師記 0件
ルツ記 0件
サムエル記上 0件
サムエル記下 0件
列王記上 0件
列王記下 0件
歴代誌上 0件
歴代誌下 0件
エズラ記 0件
ネヘミヤ記 0件
エステル記 9件
ヨブ記 0件
詩編 6件
箴言 1件
コヘレトの言葉 0件
雅歌 0件
イザヤ書 2件
エレミヤ書 2件
哀歌 0件
エゼキエル書 0件
ダニエル書 3件
ホセア書 0件
ヨエル書 0件
アモス書 0件
オバデヤ書 0件
ヨナ書 0件
ミカ書 1件
ナホム書 0件
ハバクク書 0件
ゼファニヤ書 0件
ハガイ書 0件
ゼカリヤ書 0件
マラキ書 0件
新約聖書
マタイによる福音書 17件
マルコによる福音書 3件
ルカによる福音書 93件
ヨハネによる福音書 13件
使徒言行録 6件
ローマの信徒への手紙 5件
コリントの信徒への手紙一 6件
コリントの信徒への手紙二 1件
ガラテヤの信徒への手紙 1件
エフェソの信徒への手紙 3件
フィリピの信徒への手紙 34件
コロサイの信徒への手紙 1件
テサロニケの信徒への手紙一 0件
テサロニケの信徒への手紙二 0件
テモテへの手紙一 1件
テモテへの手紙二 0件
テトスへの手紙 0件
フィレモンへの手紙 0件
ヘブライ人への手紙 0件
ヤコブの手紙 0件
ペトロの手紙一 1件
ペトロの手紙二 0件
ヨハネの手紙一 1件
ヨハネの手紙二 0件
ヨハネの手紙三 0件
ユダの手紙 0件
ヨハネの黙示録 1件